梅肉エキスは我が家ではかかせない自然食品の一つです。
小さな子どもや、祖父母など年配の方、元気で健康な人は、健康管理にサプリメントって抵抗があるかと思います。
もし体調が悪くなっても、できるだけ自然派食品や昔ながらの手当法、日本の伝統食品で治癒力をアップしたいものです。そんな時に頼りになるのが梅肉エキスなんです。
梅肉エキスの効能の凄さに家族が助かっています
私の家族は、体調が悪い時には必ず梅肉エキスを舐めていて、梅肉エキスの効能のスゴサには助けられています。特に冬の季節、風邪やインフルエンザの時の予防、胃腸の調子が悪かったり、お腹がゆるいとか、胸やけがするときなどは重宝します。
体調が悪く、食事が食べられないときには、爪楊枝などを使って梅肉エキスを舐めるだけで元気になります。また、夜、寝る前に舐めると、梅肉の抗菌・殺菌効果と唾液がでるので、ウイルス対策にもなります。
梅は三毒を断ち、その日の何を逃れる
梅肉エキスは梅の持つ成分を高めるために考案された江戸時代から続く日本伝統の健康食品とも言われています。
梅は昔から「三毒(水毒・食毒・血毒)を断ち、その日の何を逃れる」といわれ、風邪や食中毒などへの強い殺菌力と、体内浄化力を持ち、健康維持に役立つとして重宝されてきました。
■水毒を断つ
水毒とは、体の中にある水分の汚れのことです。梅には、カルシウムや鉄分など、たくさんの栄養素が含まれており、カリウムなどが体の神経や筋肉の機能を保ってくれます。また、体内の過剰なナトリウムを尿として排出する働きがあります。過剰なナトリウムは水分をため込む性質があり、カリウムはむくみの解消におすすめの栄養素です。
■食毒を断つ
梅に豊富に含まれている「クエン酸」は、疲労物質でもある乳酸を分解する働きがあり、エネルギーを生み出すための「クエン酸回路」を短時間で活発にしてくれます。「クエン酸」はエネルギーを無駄なく変換できるので、体内に余分な脂肪がつくのを防いでくれます。食事での血糖値の上昇も抑えられるので、梅干しを食べながらゆっくりと食事をとれば、ダイエット効果も期待できます。
血毒を断つ
健康な状態の血液は弱アルカリ性ですが、脂質の多い食事や肉類ばかり続くと酸性に近づきドロドロになります。そのため、便秘や肌荒れ、貧血、糖尿病、生理不順などさまざまな不健康の原因となってしまいます。
梅干しは「アルカリ性食品」なので、体内の酸性を中和し弱アルカリにしてくれます。また、梅干しとセットで漬けられているシソにも抗酸化作用があり、細胞を活性化させて老化防止を高める効果があるのです。
梅肉エキス(梅エキス)とは
梅肉エキスは梅干しとは違います。青梅をすりおろして、梅汁をゆっくり長時間加熱して煮詰めます。
メーカーによっては、無農薬青梅を絞って土鍋で数日かけてじっくり煮詰める高級な梅肉エキスもあります。
青梅1kgからできる梅肉エキスは、わずか20gまで凝縮させて作られているので、非常に貴重な食材でもあります。この貴重な梅肉エキスは、梅干しの数十倍の栄養素を含んでおり、クエン酸・有機酸・ミネラルなど梅が持つ栄養素を凝縮した食品です。
高品質の梅肉エキスには「サラサラ成分」が豊富
無農薬・無化学肥料栽培の青梅を、土鍋で7日間煮詰めた梅肉エキスってご存じですか?
使われている梅は、55年以上、農薬も化学肥料も使ってない土壌です。土壌の深さは、なんと1.4メートル以上あり、細い棒が土壌にスーッと入ってしまうほどの良い環境で青梅は栽培されています。
梅肉エキス「梅の里」は、昔から伝承された製造方法を守り、熟練した職人が大きな土鍋で7日以上、じっくり混ぜながら少しずつ水分を飛ばし煮詰めて作っています。
さらに梅肉エキスの一番の成分でもある「ムメフラール」が豊富にギュッと含まれています。ムメフラールは、生梅を加熱して作る製造過程で、クエン酸と糖の一部が結合してできる成分で、体のめぐりをサラサラにする効果があるとされています。加熱することで生成される成分なので、生梅や梅干しには含まれていないという点がポイントです。
毎日2~3グラムを舐めて、ご家族の体調管理に、昔からの伝統食「梅」を使った梅肉エキスをご家庭で取り入れてみて下さい。
無農薬栽培の南高梅に、梅酢を加えてまろやかな酸っぱさに練り上げた、和歌山県産・中本農園のねり梅。京都正食友の会推奨品…