酒粕って栄養豊富で、美容と健康の効能効果が豊富で、酒粕から作る甘酒は飲む点滴とも言われてます。
私たちが酒粕を食べる時は、よく味噌汁に入れて粕汁とかがなじみ深いですよね。
実は、今月2月の初旬に能登半島の門前町にある「喜楽楽(きらら)」の管理人の千葉ちゃんが、「コレ食べて~」と持ってきたのが酒粕クッキーでした。
これが美味しいんですよ。
酒粕は、健康と美容にいいということで、ここでご紹介することにしました。
酒粕とは
酒粕は、日本酒を作る製造過程でできるもので、日本酒の原料である蒸した米・米麹・水を混ぜて発酵したものが「もろみ」となり、それをしぼったものが日本酒、しぼりかすが酒粕です。
■板粕
もろみを圧搾された酒粕が板状となって残った酒粕
■バラ粕
板粕のようにきれいな板状としてとれず、バラバラに崩れた状態の酒粕
板粕よりも、やや、やわらかいのが特徴です。
■練り粕
酒粕をタンクなどで踏み込み、練ってやわらかくし、ひと夏を越させて熟成させた酒粕。長期熟成のものは褐色にまでなるものもあり、調味料や、野菜や魚を漬け込むのもおすすめ。
酒粕の効能って
酒粕の効果効能にはいくつかあります。
- 肥満予防
- 血圧の上昇を抑える
- 便秘改善・整腸作用
- 美肌効果
- 冷え性を緩和
- 生活習慣病の予防
- 肌質改善
甘酒の原料としても知られており、酒粕にはたんぱく質、食物繊維、ペプチド、アミノ酸、ビタミンB群、オリゴ糖、アデノシン、レジスタントプロテインなど、非常に栄養豊富な副産物なんです。
昔は、健康番組でもあるためしてガッテンでも注目の素材として注目されていました。
酒粕の保存方法は冷蔵・冷凍
酒粕は、冷蔵で半年、冷凍なら1年保存できます。
ジプロックなどで使用する分を、小分け・密閉して冷凍すると長期保存でき、使い勝手も良いです。保存はできますが、風味や色なども変化してしまうので、できるだけ早く消費することをおすすめします。
冷凍保存は冷蔵保存に比べ、アルコール分の揮発や水分の蒸発が起きやすいため、酒粕がパサパサになることもあります。
使うときはあらかじめ自然解凍し、少量の日本酒に浸すとおいしく食べられます。
お肌のケアに酒粕美容パック
酒粕は食べたり飲んだりするだけではなく、美容パックとして利用することで酒粕の美容成分を肌から取り入れられます。
酒かす美容パックの作り方
- 酒粕に精製水を加えながら、顔に塗って垂れないくらいの固さのペースト状にするだけ。
- 仕上がったパックを顔や体に塗って5~10分ほどおいた後、ぬるま湯や洗顔フォームでしっかりと洗い流してください。
- 顔に塗ったらシートマスクをかぶせ、半身浴をすると成分がより深く浸透して効果的。
酒粕の匂いが苦手な人は、アロマオイルをプラスするのも良いでしょう。
酒粕は食品なので、作ったパックは冷蔵庫で保管し、1週間以内に使い切るようにしましょう。
※顔に塗る前に、腕の内側などに塗ってパッチテストをしてください。
酒粕レシピ
酒粕を使ったレシピも豊富ですよね。
甘酒
酒粕と味噌とレモンのディップ
きゅうりの粕もみ
鮭と大根の酒粕汁
シチュー
カレー
クックパットなどの酒粕レシピをチェックしてくださいね。