水分やミネラルの補給と十分な睡眠が熱中症対策としてとても大切です。
日本人は世界の中で睡眠時間は短く、特に日本の女性は世界で一番短いそうです。
原因として考えられるのは、日本の女性は家事や育児など、やらなければいけない事が山積みで睡眠時間を犠牲にせざるを得ないことが挙げられます。また、長時間の通勤の影響や携帯やスマートフォンやPCなどの普及で夜型の生活になったり、仕事のストレスからくる不眠も関係しています。
睡眠負債という言葉を聞いたことがありますか?
睡眠負債とは、慢性的な睡眠不足の状態が続くことで、その負債が蓄積されて自律神経が乱れたり、精神不安定になったり生活習慣病のリスクも高め、昼間の事故やミスも多くなります。
では、1日にどれくらい寝れたら良いのでしょう。適切な睡眠時間は、生活リズム、職種、日中の生活量が違うので個人差がありますが、一般的には6.5時間~7時間程度とされています。
調査の結果、7時間睡眠をとっている人は、4時間未満の人と10時間以上寝る人と比べると、死亡リスクがかなり低いことがわかりました。7時間は睡眠の時間に充てて、睡眠負債を増やさないようにしましょうね。
夜ぐっすり眠るためには、体内時計を合わせる必要があります。
不規則な生活や海外に出かけたりすると、体内時計が狂ってしまい睡眠障害を引き起こしやすくなります。
体内時計を合わせる方法の一つが朝日を見ることです。セレトニンが出来夜にメラトニンになりよく眠れるようになります。
寝る前にぬるめのお風呂にゆっくり浸かるのもいいですよ。
トライアングル健康法普及会・代表 久保克敬
健康アドバイザー久保克敬さんからの「健康のための豆知識」
久保さんの健康に対する豆知識や、「血流」「姿勢」「筋肉」の3つのポイント基軸に提案する「トライアングル健康法」など、衰えしらずの元気なからだを本気で手に入れたい方へ情報を配信しています。
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