暑くなると汗をよくかくようになりますよね。汗をかくこと自体は代謝を高め、老廃物を排泄したり体温を調節したりと、とても大切なことなんですが危険なこともあります。
これは汗をかくことにより水分が不足し、血液が濃くなり詰まりやすくなったり、汗と一緒にミネラルが出ていき電解質バランスが悪くなることがあります。電解質バランスが乱れると血圧の異常や、筋肉が疲労しやすくなり、こむら返りみたいな症状が頻発します。
最悪の場合、血管障害である心筋梗塞や脳卒中を引き起こすこともあります。これらを防ぐために必要なことは水分補給であることは言うまでもありませんが、実は水分摂取だけでは危険が逆に高まってしまいます。
これは熱中症の予防も同じです。実は水分の摂取と同じように必要なものがミネラルの摂取です。
ミネラルの中でも最も必要なものが「カリウム」というミネラルです。カリウムが一番多く含まれる食品はなんといっても乾燥させた、わかめ、昆布、ひじきなどの海藻類や、切り干し大根、ドライフルーツ、手軽に取れるものとしてはバナナもあります。ぜひ、夏は乾燥昆布やわかめ、ひじきなどを上手に利用してみましょう。
僕はゴルフに行く時はドライフルーツを持っていきますよ。
トライアングル健康法普及会・代表 久保克敬
健康アドバイザー久保克敬さんからの「健康のための豆知識」
久保さんの健康に対する豆知識や、「血流」「姿勢」「筋肉」の3つのポイント基軸に提案する「トライアングル健康法」など、衰えしらずの元気なからだを本気で手に入れたい方へ情報を配信しています。
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