喜楽楽だより 2025年7月「令和6年能登半島地震のその後」

こんにちは、喜楽楽の管理人、千葉です。今回も喜楽楽のできごとを紹介します。

畑の近況と夏野菜の失敗

今年も夏野菜を種から育てていましたが、トマトが青枯れ病にかかってしまい、全22本のうち元気に育っているのはわずか3本。せっかく種から育てたので愛着もひとしおでしたが、十分に手をかけてあげられず、申し訳ない気持ちです。現在は青い実を収穫し、赤く追熟させて食べる予定です。ただし、未熟な青いトマトは有毒なため注意が必要とのことでした。

種取りと小さな収穫

大根の花を咲かせたままにして種取りを試みましたが、鳥にほとんど食べられてしまい、ほんの少しだけ収穫できました。うすいえんどうは豆ご飯にして楽しんだあと、来年のために種を取っています。果物では、桃やブルーベリーが鳥の被害にあうため、ネットをかける作業にも追われました。半日かけてのネット張り作業は大変でしたが、実りを守るには欠かせない対策です。

被災者の一時的な避難先としての喜楽楽

地震の被害で自宅が損傷し、修理中の方が喜楽楽のホールを事務作業の場所として利用されました。提出期限のある書類の準備が必要で、コピー機やパソコンを持ち込み、落ち着いて仕事ができる環境を提供できたことを嬉しく思います。喜楽楽がこうした形で役立てるのは大きな意味があります。

恩人・國守さんのご親戚の方々が来訪

以前から喜楽楽の建物のペンキ塗りなどでお世話になっていた國守さんの納骨式が7月5日に執り行われ、ご親族の方々が東京や埼玉から訪れ、喜楽楽に宿泊されました。「泊まれる場所があって本当に助かった」とのお言葉をいただき、改めてこの場所の存在意義を実感しました。

震災後の自然環境を見つめる会

地震により地盤が約4メートル隆起した現場を訪れる団体の皆さんが来所し、風力発電や自然、原発問題などについて学び合う会が開かれました。ランチには喜楽楽でバイキング形式の食事を提供し、和やかなひとときを過ごしていただきました。こうした交流の場としても喜楽楽が活用されていることがとてもありがたいです。

心に残る出会い──ペンキ画家・しょうげんさん
ペンキ画家・しょうげんさん
ペンキ画家・しょうげんさんと

最近、金沢でペンキ画家としてYouTubeでも人気の「しょうげんさん」にお会いする機会がありました。その純粋さや誠実な語りに強く惹かれ、昔の自分なら知識や肩書に魅力を感じていたところですが、今の私はそうした真っ直ぐな人柄に心動かされることに気づきました。とても印象的な出会いで、思い切って会いに行って本当に良かったです。

今月もさまざまな出来事がありましたが、自然と向き合い、人とつながる中で日々の大切さを改めて感じています。引き続き、喜楽楽をどうぞよろしくお願いいたします。

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>いやしの村 喜楽楽(きらら)

いやしの村 喜楽楽(きらら)

いやしの村喜楽楽は、いやしの村構想「すべてはひとつ 愛・喜びと自由の大調和」な世界を実現する第一歩として、中西研二氏が呼びかけ賛同した仲間たちの協力でできた施設です。

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